うんちが出ないのはコーもモンだい

ある日の朝方、うーーんとふんばるも、どうしても出なかったのです。

いきなり唐突でしたね。

蓮のウンチが出ないのです。

こんなことは初めてでした。

結局、その日は何度かふんばりましたが出ず。 少し心配になってくる私。 蓮はもっと不安そうな様子です。

うんちが出ない.jpg

お散歩でもふんばってみましたが、出ない…。

蓮のお尻01_07_2.jpg

泣きつく蓮。 「かばさーん。あたし、うんちが出ないよぅ。」

お尻を見てみると、肛門の左側がこんもりと膨らんでいます。

蓮のお尻01_07.jpg

触ると固い。 これは…もしかすると出口の寸前でで固い便が引っかかっていて 中から押しているために出ないのでは?

これ以上便が出ないのを我慢させるのも良くないので、動物病院へ。 そこで受けた処置は、ナントと言うかやっぱりというか、

摘便

つまり、先生が蓮のお尻の穴に指を入れて、詰まった便を掻き出すのです。

病気や高齢で自力排泄ができない場合によく行われる処置ですが、
蓮、まさか2歳半の若い身空でこんな処置を受けるとは…(;´Д`)

詰まっていたと思われる便を出してもらい、 その日の夕方はまた自分で排泄ができました。

ああ、良かった良かった。

と、思ったのですが…

翌日、また出ないのです。

排便姿勢を取る度に、出ますように出ますようにと願うようになってしまいました。
健康に、正常に戻って欲しいという願いや焦りというのは辛いものです。

願いを込めて、そっと尻を覗き込む…

ん?んん? 赤くなっていないか?

便が引っかかっていて赤くなったとしても、昨日の処置で発赤は引くはず。 なのに発赤がひどくなっているぞ。

これってもしかして、肛門腺が腫れているのでは?

蓮の肛門腺は自宅で私が定期的にしぼっていますが、なかなか出ません。
蓮の肛門腺液は液体ではなく、固体に近いくらいのペースト状なのです。
だから詰まってしまう危険が高く、注意してきたつもりでした。

詰まってしまったか?

昨日行った獣医さんを再び訪れます。 状況を話すと、確かに肛門腺かも知れないとのこと。

歯科でも歯肉が膿んで腫れて来る患者さんが結構いますが、 そういう時は切って膿を出す処置をします。
「ギャー」って?もちろん麻酔をしますよ。

「もし中で化膿していたら、切開・排膿でしょうか?」
「そうですね。腫れがひどくなって破裂するよりは、膿を出してやった方が治りも早くてきれいなので。」

確かにその通りだと思います。

「その場合は局所麻酔ですか?」
「いえ…麻酔の注射をしている方がかえって痛いので、一気にいきます」

確かにその通りだと思います(泣笑)

局所麻酔の注射をプスプスと何度も刺せば刺される痛みは数回。
それならば、膿を出すために太めの針をブスッと1回刺せば、痛みは1回です。

一応、獣医さんと動物看護士さんが肛門腺を代わる代わる絞ってみてくれましたが、
血性の浸出液のようなものが出ただけで、膿も肛門腺液も出ませんでした。
獣医さんがおっしゃるに、「たまってはいなさそう」とのこと。

歯科で歯肉が腫れた場合の切開・排膿の目安は、 触って波動を感じる、
つまり「ぼよんぼよんと中に液体が溜まっている感触があること」です。
十分に溜まっていない状態で切っても、膿が出ないので無駄なのです。

蓮も同じでした。
「抗生物質を飲んでも腫れが引かず、ぼよぼよとした感触になったら来てください。 (切りますからー!)」 でした。

ううっ、破裂するのも切って膿を出すのもかわいそう。 どうか抗生物質よ効いておくれーー!!

で、翌日…

蓮のお尻01_08.jpg キタナイ画像でスミマセン

まだ赤く腫れています。 効いて効いて効いてきいてきいてきいてきいて

蓮「かばさん、うるさいよ…」

さらに服用すること3日…

蓮のお尻01_11.jpg もっとキタナイ画像でホントスミマセン

黄色い膿が排出されています。 まだ少し赤いですが、腫れが引いてきて、腫れていた部分はしぼんだ感じになってきました。

ヤッタ!

こうして1週間後には、正常なお尻に戻ったのでした。

ひどい目にあった.jpg

蓮「ひどい目にあった上に、かばさんに恥ずかしい写真を公開されて、もう人前に出られないよ。」

ごめんね蓮。 こうして症例をお伝えするのも私達の役目。 パートナードッグとしてのお勤めご苦労さん!

結局、肛門腺液が溜まっていたわけではなく、
何らかの原因で感染を起こし腫れてしまったのだろうということでした。
しかし肛門腺液が溜まると腫れたり破裂したりすることがありますので、
これを読んで下さっている方のワンちゃんも、定期的に絞ってあげて下さいね。

 

 

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うんちが出ないのはコーもモンだい」への4件のフィードバック

  1. 蓮さん、乙女なのに大変でしたねぇ・・・(>_<)

    ウの方は無事に出るようになりましたか?

    うちは肛門腺、絞っても絞っても出てきません・・・。
    3年前レオンが腫れ上がって病院で絞ってもらって可哀そうでした。
    でもそれきり、また出ない・・・。
    腫れることもないですが。
    スノークは全く腫れたこともないし、絞っても出てきません。

    そんなこともありますか?

    • 乙女のお尻を晒すなんて、かばさんは外道だよ!
      …と、蓮になじられている気がします(^▽^;)
      もう良くなって、モリモリ食べてモリモリ快便です。

      肛門腺液は本来なら排便の時などに自然と排出されるものなので、
      それがスムーズにいっているコの場合は絞っても出ないでしょう。
      (スノークちゃんはこのタイプかな?)

      心配なのはレオン君のように一度腫れてしまったタイプのコです。

      過去に腫れたことなどがあると、肛門腺液の出口が細くなったり塞がったりして出にくくなり、
      また腫れるのを繰り返すことがあるんです。
      3年間腫れずにいるのならその心配は少ないでしょうが、
      ダメ元ならぬ「出ない元」で、
      定期的に絞るだけは絞ってあげると安心かもですね(^^)

  2. 蓮ちゃん治ってよかったです♪
    肛門腺絞りって苦手です。
    何度やっても上手くできているか自信のない私(汗。
    お手入れの中で一番苦手なので病院に行ったついでに先生に診てもらうようにしてます。
    破裂は怖いですものね。
    ↓シャンプー、実はすごく気になっているんです。ルイたんは皮膚が弱くて今回調べて新しいのを購入したのですが・・・こんな商品もあるんですね~これはポメラニアンちゃんが使ってもいいのでしょうか?
    今は最低でも週2回シャンプーしているのですごい早さでなくなるんですよ(^▽^;)

    • ルイママさんこんにちは(^▽^)
      肛門腺絞りは難しいですよね~。
      以前トリミングサロンで何度か肛門腺絞りをお願いしていて、その度に
      「出ませんね。溜まっていないようですよ」
      と言われたので信じていたら、実は絞り方がうまくなかっただけで
      危うくギリギリまで溜まっていたということがありました。
      それ以来、肛門腺絞りは病院でお願いするようにしています。
      トリマーさんでは駄目というわけではないですが、
      解剖学的な構造を知っていて、治療行為にも慣れている獣医さんの方が確実な気がします。

      ルイくんは皮膚のケアもしていかなければなんですね。
      「ベストわんシャンプー」は、発売元のブリーダーさんがおっしゃるには、どんな犬種の子にも使えるそうです。
      ただ使用感はサッパリ系なので、毛の長い子はもつれないかなぁ、と少し思います。

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