エリザベスカラー練習のすすめ

皆さんは自分の犬さん、猫さんにエリザベスカラーを着けたことがありますか?
近頃は犬猫だけでなくウサギさんやフェレットさんにも使われていますね。
以前、手術をしたときに使ったことがある方も、まだ使ったことがない方もいらっしゃるでしょう。

今回はエリザベスカラーの装着を練習しておくことをお勧めするお話です。

エリザベスカラーを着けられた動物は大抵、とても嫌がるものです。
暴れたり自分で外そうとしたり、固まって全く動かなくなってしまったり。
エリザベスカラーを着けているのがとてもストレスなのは想像に難くないでしょう。

病気やけが、手術後などで動物はそれだけでも疲れ、ストレスを感じています。
エリザベスカラーを着けることのストレスが少しでも減るよう、
健康なうちに事前に練習しておくのは大切なことと考えています。

練習の際に気を付けたいこと、そして飼い主さんがよくやってしまうのは
「うちの子、大丈夫かしら?」
と思いながら、いきなり装着してしまうことです。
その子がどれだけ受け入れられるか試してみたい、という気持ちも働くようですね。

しかし、これでパートナーが嫌な思いをしてしまったら台無しです。
その後もずっとエリザベスカラーを怖がったり、嫌がったりするようになってしまいます。

歯磨きレッスンの際にもお話しているのですが、
歯ブラシもエリザベスカラーも動物にとっては得体の知れない怪しいものです。
エリザベスカラーは初めは見せるだけ、それもさりげなく置いておいて
動物が自由に探索できるようにしておくとよいでしょう。
(かじったり、いたずらしたりしないように目を離さないで下さい。)

動物がエリザベスカラーに慣れたら、今度は首の近くにそっと近づけてご褒美、
それに充分慣れたら首の周りにそっと巻いてご褒美、
それもしっかり慣れたら、ホックやマジックテープを止めてご褒美…
という具合に、徐々に徐々に「いいこと(オヤツなどご褒美)」を与えながら慣らしていきます。
特にホックやマジックテープを留め外しするときは音がするので、動物がびっくりしがちです。
このステップの時は細心の注意を払いながら、動物が安心できるリラックスした状態でおこないましょう。

猫やうさぎ、フェレットなどは犬のようにトレーニングで慣らすことは難しいでしょうが、
それでも段々順応してくるものです。
エリザベスカラーを上手に装着できるには人の練習も重要ですから、
ぜひ練習してみて下さい。

 エリザベスカラーを着けた犬

 Ataraxiaのデモ犬・蓮は、上記の方法でしっかり練習したので、今やエリザベスカラーを見るとウキウキしています。

 エリザベスカラーを着けてリラックス

蓮 「エリカラを着けてもこんなにリラックスしているよ~♪」

 

さて、エリザベスカラーは色々なものがありますね。
動物病院で貸し出されるものもあれば、インターネットで販売されていたり、
自分で自作される方もいます。

私は前回の日本臨床獣医学フォーラム(JBVP)でとても良いエリザベスカラーに出会いました。
そのときの記事はこちら←クリック)

こちら、株式会社ヒューベスの「ワンツーカラー」です。

ワンツーカラー

よくあるプラスティック製のエリザベスカラーは、素材が硬かったり、
不透明なので視界を妨げられて圧迫感がありそうだったりしますが、
このエリザベスカラーはとても柔らかいのです(固めのタイプもあります)。
猫さんや頭の丸い小型犬向けのものもあり、幅広い犬種・猫に対応しています。

透明で圧迫感もなく、特に優れていると私が思ったのは
大きいサイズのエリザベスカラーには外周にも柔らかな素材で縁取りがされているタイプがあることです。
エリザベスカラーが動物自身の体に当たって痛かったり、
家族の方もぶつかって痛かったりすることがあるので、これはとても優しい作りだと感心しました。
動物病院経由で入手できます。
【追記:Ataraxia売店でも購入できるようになりました!!】
(関連記事:Ataraxia売店でワンツーカラー(エリザベスカラー)が買えます

ワンツーカラー

ホックの色がサイズごとに色分けされていて、マーブルチョコのようでとってもカワイイんですよ♪

Ataraxiaでは犬のエリザベスカラー装着練習もアドバイスしています。
どのサイズが自分の動物に合っているか分からない、
ワンツーカラーを試着してみたい、ワンツーカラーを入手したい、などのご希望にもお応えできますので、
お望みの方はご相談くださいね。

 

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エリザベスカラー練習のすすめ」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 「エリザベスカラーについてのアンケート」のご報告 | Ataraxia -アタラクシア-

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