ペットロス/グリーフカウンセリング

ペットロス

ペットロスとは

ペットロスそのものは病気ではありません。
大切なものを失えば、誰でも深い悲しみに見舞われます。
その悲しみは時間が経つごとに次第に癒えてきますが、
長期間にわたり悲嘆が続いたり、
体に変調をきたしたり、
何かをきっかけに、後になって強い悲しみに襲われることもあります。
このように、自然に悲しみが解消することなく苦しみが続き、支障をきたす場合を
ペットロス症候群と呼ぶことがあります。

ペットロスの症状が重くなるのはなぜ?

ペットロスの症状が重くなる理由はさまざまですが、

● ペット(パートナー)への過度の依存
● ペット(パートナー)の擬人化
● ペット(パートナー)との愛着の深さ
● ペット(パートナー)への罪悪感があるとき
●周囲の無理解

などがいわれています。
この他にも、ペット(パートナー)を子供、飼い主を親と見立てたときに、親よりも先に子供が逝く辛さと同様の悲嘆が訪れるためともいわれています。

ペットロスカウンセリングの対象は?

ペットロスはペットを亡くした場合のことと一般に受け取られていますが、それだけではありません。
ペットが逃げた、盗まれた、行方不明になった…こうした場合にも飼い主さんは苦しみます。
そこに「自分の責任があるのではないか」という思いが、一層苦しみを深くするのです。
しかし、
「たかが動物がいなくなっただけで、そんなに悲しむなんて」
と、自分自身も、周囲も、悲しむことをはばかる傾向があります。
「あの時ああしていれば、ああしなければ良かった」
「もっとできることがあったかも知れないのに」
のように、自分を責める気持ちが強くなり、悲しみを複雑化することもあります。
愛するものをなくしたのですから、悲しくて当然なのです。
その悲しみを受け入れ、心を開放することができるよう、お手伝いをします。

カウンセリングが必要になるとき

ペット(パートナー)を失うと多くは深い悲しみにおそわれますが、
必ずカウンセリングが必要というわけではありません。
多くの場合は悲しみは自然に癒えてきます。
しかし、

● いつまでたっても悲しみが深くて立ち直れない
● 身体に不調が現れる
● 精神状態があまりに不安定である
● 日常生活に支障が現れる

などの場合は、カウンセリングによって今の悲しみと心の在り方をもう一度見つめなおし、
心のもつれをほぐす必要があるかも知れません。

グリーフカウンセリング

ペット(パートナー)の余命が長くないとき

つらいことですが、ペット(パートナー)とはいつか別れが訪れます。
パートナーの老齢、助かる見込みのない病気やケガ…
やがては死につながる状態が訪れたとき、飼い主さんは大変な苦しみを味わうことになります。

どうしてこの子がこんな目に…。
この子が死んだら生きていけない。
こんな現実は受け入れたくない。

など、やがて訪れる死別への不安が高まり、「予期悲嘆」という深い悲しみを感じることがあります。
そればかりではなく、療養中も

この子は本当に喜んでくれているだろうか。
この治療を続けることが、この子のためになるのだろうか。
自分のやっていることは、かえって苦しませることではないだろうか。
この子が望んでいることが知りたいのに解らなくて苦しい。
せめて幸せな余生を過ごさせてあげたいけど、何が最適なのか解らない。

というような苦悩も抱えることが往々にしてあります。

これは、飼い主さんにとってとても辛いことです。
しかしさらに辛いことに、パートナーはそんな飼い主さんの苦しみに気付いてしまいます。
特に主の心の変化に敏感な犬は、飼い主の苦悩が自分の苦悩になってしまうこともあります。

愛するパートナーに幸せな余生を過ごさせ、お互いに満足のいく日々を送るために、
飼い主さんも心のケアをしてみませんか。

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