「コミュニケーションとしてのデンタルケア」の講演会を行いました

2017年6月2日、プレミアモード株式会社様のご依頼で講演を行いました。

テーマは「コミュニケーションとしてのデンタルケア」。

ペットのデンタルケアやオーラルケアへの意識は世間でも高まりつつあるように感じますが、
「コミュニケーション」の面からはどれほど意識されているでしょうか。
私は犬猫のオーラルケアの啓発活動や歯みがきレッスンを始めたときから

「歯磨きは最高のコミュニケーションとリラクゼーションになる」

をテーマとして提唱してきました。

飼い主の方々を見ていて思うのは、多くの方はオーラルケアを
「歯磨き」という「作業」でしかとらえていないのではということです。
私が提唱しているのは、

  • 歯磨きを通じて「コミュニケーション」の手段を犬や猫などパートナーと人が
    双方に」身に付けることができる
    (↑これ、今回の公演のポイントの一つでした)
  • 歯磨きでコミュニケーションを深めることができる
  • 歯磨きはしつけの基本となる
  • 上手に行えば歯磨きはパートナーにとっても人にとってもリラクゼーションとなる

ということです。

今回の公演はテーマの違いと時間の制限もあり、
歯磨きを身に付けるためのノウハウの細かいことはお話しいたしませんでしたが、
歯磨きの「作業」よりももっと核心的で、歯磨きを身に付けるうえで欠かせない基礎となる

「コミュニケーションとは」

を心理学的な面からお話しする機会となりました。
(これを知っていると知っていないとでは、トレーニングの効果や効率が全く違うのです。)

その上で、

  • 知っているようで実は意外と知らない、歯周病になるメカニズム
  • プラークの中で細菌はどのようになっているか
  • 歯周病を起こす細菌の最新の知見(人・犬を比較しながら)
  • マイクロビオームの考え方
  • プロバイオティクスの作用機序

についてお話しいたしました。

多くのセミナーでは、人に関する話か、動物に関する話か
どちらかの話になってしまうのが一般的ですが、
人の歯科医師でありながら、心理学、ドッグトレーニングや行動学、小動物歯科などに関わっているという
一風変わった経歴の私だからこその内容になったかと思います。

そもそも今回の講演のきっかけが、私自身、同社の製品を愛用しており
この想いを伝えたくて(?)コンタクトを取ってみようかなと思っていた一方で
社長様が私の経歴に関心を寄せてくださり、ご依頼のご連絡を頂いたという
とても不思議でありがたい経緯からなのでした。

講演の様子。皆様とても熱心に聞いてくださいました。
合間にはたくさんの質問もお寄せ下さり、本当にありがとうございます!!

今回の主題は「コミュニケーション」。
コミュニケーションには言葉によらないもの(ジェスチャーなど)も多いんですよ、
というお話をしましたが

この講師はいつもオーバーアクションだ!!(笑)

聴衆を扇動しかねない勢い(笑)

「戦え、ジオンの諸君」

じゃなくて…

「マイクロビオームと共生するために、共にデンタルケアを頑張ろう!!」

 

プレミアモード株式会社の皆様と記念撮影♬

 

私は講演のご依頼をしばしば頂くのですが、
ご依頼企業の理念や製品が私のポリシーに合わない場合は
ことごとくお断りしています。

今回は心から、いつになく楽しい講演をさせて頂きました。
それはひとえに、ご参加くださった皆様がとても熱心に聴いて下さったことと
プレミアモード株式会社の方々がとても温かい場をご提供くださったからに他なりません。
また、ブログを読んでくださっているという方もいらしてくださいました。
ありがとうございます~感激です( ;∀;)

講演後はこんな記念品も配られたようです。

「いいなー」(=゚ω゚)

と思っていたら、私まで頂けちゃいました(≧▽≦)

蓮「こどもかい!!」

この記念品、何かといいますと
歯周病の細菌を抑制するなど、口腔内環境を整える働きのある細菌を利用したサプリメントなのです。
Ataraxiaの歯みがきレッスンを受けてくださった方はご存知かも知れませんね。
ストレプトコッカス・サリバリウスK12とM18という菌、いわゆる善玉菌が使用されています。
これらの菌は元々は人の歯科から研究されたものでした。
今回の講演でも、これらの菌がなぜ、どんな仕組みで口の中に良い影響を与えるのかを
たぶん分かりやすくお話ししたつもりです。
(こうした仕組みはややこしくて、
「よく分からないけどいいらしい」と使っている方が多いのではないかと思います。) 

人の歯科から出てきたものですから、人間用のサプリメントもあるんです。
これについても今回の講演で、
「人とパートナー(犬猫)は菌を移しあうの?どうなの?」
ということの最新の知見をお話しいたしました。

歯周病は歯や歯肉がだめになるだけでなく、全身に影響する「感染症」です。
私たち人間も、犬や猫などパートナーも、お互いに健康でいるためのケアが必要です。
人やパートナーの歯周病が気になる方、
パートナーのオーラルケアを始めたいけど導入に悩んでいる方、
さらにオーラルケアに力を入れたい方へ。
「Ataraxia販売部」でも取り扱っていますので、気になる方はのぞいてみてください。

ペット用  ペット用
 ペット用  ペット用
 ヒト用   ヒト用 
 アイテム  アイテム

なお、2017年6月12日(月)~6月18日(日)より
BASEアプリトップの特集ページで10%オフクーポンが配布されます。
ただしクーポンが表示される時間は毎日6時間限定、表示時間はランダムです。
このお得な期間に是非ご利用ください。
アプリのダウンロードがまだの方はこちらから!
http://bit.ly/2rGedFH

(効果を高めた、医療機関専用の「プロバイオサイエンス」「プロバイオサイエンスPET」も
お取り扱いしております。
こちらは歯磨きレッスンを受講された方への対面販売のみとなっております。)

 

医療施設用衛生管理用品 洗浄・除菌・消臭のHBクワット-MCお取り扱い開始

春って短いと思いませんか?
桜が咲いて散ったと思ったら、関東ではもう夏のような日差しと気温になっています。
気温が上がると衛生面も気になってきますね。

今回はAtaraxiaの中の人も愛用している医療施設用衛生管理用品、HBクワット-MCをご紹介します。

ここがすごいよHBクワットMC_001

ここがすごいよHBクワットMC_002

伴侶動物(ペット)と暮らしていると衛生面での配慮がつきものです。
排泄物、吐しゃ物、お散歩帰りの外からの汚れ、ペットのベッドや布製品類の汚れ、ケージ、食器、などなど。
動物と暮らしていても、いなくても、様々な病原体は生活のすぐそばにあります。
私たち自身も、動物も、そうしたものから身を守らねばなりません。

このHBクワット-MCは動物病院など医療施設用の衛生管理用品です。
私も数か月使用してみて、その効果と使い勝手の良さがとても気に入っています。

 

広い効果
パルボウィルス、ジステンパーウィルス、ポリオウィルス、ネコカリシウィルス他、約170種類の真菌・ウィルス・細菌に対し効果を発揮します。一般家庭向けではなく病院向けのホスピタルグレード製品なのです。

洗浄力プラス
従来製品は「洗浄剤で洗浄→すすぎ→除菌」のステップが必要でしたが、洗浄から除菌までワンステップでできるので簡便です。

消臭効果
レモンのお菓子のような、さわやかな香りがありますが、他のにおいでマスクする芳香剤ではなく、臭いのもとに直接アタックします。

抗菌作用
最大24時間の残存効果が期待できます。

低刺激
鼻にツンとくる臭いがなく、手荒れもしにくいです。

低腐食性
金属が錆びにくく、ステンレス製品にも安心。
医療機器、診療器具、手術台、処置台、トリミング台、ケージ、ドッグバス、シンク、床、食器、リネン、机、椅子、ドアノブ、排せつ物、ペット用おもちゃ、ペット服、その他。幅広く使えます。

低コスト・長い使用期間
洗浄剤が不要なので低コストです。
希釈後5年間は有効成分が変わらず使用できます。

洗濯機でのお洗濯にも
お洗濯の仕上げに加えて、消臭・除菌ができます。(原液)

すすぎの時(柔軟剤を入れるとき)に一緒に投入するだけ。布製品の除菌がラクラクです!

手軽
二度拭きの必要がありません。

HBクワット-MCをスプレーして

拭くだけ。簡単!

EPA(米国環境保護庁)登録製品
世界で最も厳しい検査基準といわれるAOAC法に合格し、米国において「殺菌効果」と「環境衛生用としての使用目的」が認められています。

特許取得製品
成分特許ではなく製品自体の特許を取得しています。

 

…と、このようにとても良いものなので
このたびAtaraxia販売部でのお取り扱いを開始致しました。
動物の飼い主様、ペットショップやトリミングサロンなどペットサービスの方、衛生面に心がけたい方など
幅広く使ってみて頂きたい一品です。
菌の増殖が気になるこれからの季節、ぜひお試しください。

 

 

歯磨きと指導は誰がする?~第25回日本小動物歯科研究会症例検討会より~

2017年3月19日、第25回日本小動物歯科研究会症例検討会・総会が行われました。
日本小動物歯科研究会の症例検討会は私が毎年楽しみにしているものの一つです。

おなじみの会場。

ランチョンセミナーのお弁当も楽しみの一つ。お弁当だけが楽しみじゃないヨ。

初めて参加した3年前(→「第23回日本小動物歯科研究会症例検討会・総会でドキドキ」)は、
歯科獣医療について私には物珍しく驚くことの連続でした。
なのにご指名を頂くといううれしはずかしビックリハプニングがあり、
無麻酔歯石除去の問題について提言させて頂き、嵐(?)を巻き起こしたのでした。

2度目の参加となる昨年は、大人しくしていようと思ったものの
犬への電動ブラシの効果についての発表に興味が湧いて湧いて、
どうしても質問せずにいられませんでした。
(→「第24回日本小動物歯科研究会症例検討会~育てるということ

学会やセミナーなどの会場では聴衆が数十人から数百人いる中で、質問する人はほんの数人。
「歯科医師の川久保と申します。本日は貴重なご発表を~」
という質問前のテンプレートな文言も、獣医療関係者の方がほとんどの中では目立つのです(^^;)
初めはアウェー感をひしひしと感じていましたが、
「ああ、あの人ね」
と徐々に受け入れられて来たように思えるのも、この会ならではの温かさかも知れません。
今回も
「お名前はかねがね聞いております」
と言われ、えええ、マジですか~と驚きつつ照れまくる一幕もありました。

私が犬猫の歯科について関心を持って数年、私の中でも歯科獣医療についての知識が増えていきますし、
獣医療界でも一般の飼い主様の間でも犬猫の歯科についての啓発と取り組みが進み、
参加するごとに会の雰囲気と症例発表の内容が変わってきているのを感じます。
それも参加の楽しみの一つでした。

今回最も気になったのは、21動物病院の鈴木正吾先生による
「トリマー向けデンタルケアの疑問についてのアンケート調査結果」
でした。
この調査の注目すべき点は、まず、調査対象(回答者)がトリマーであるということです。
私は常々、トリミングサロンやペットショップで行われている
歯磨きや「お口ケア」などのデンタルケアサービスに疑問を抱いてきました。
「犬猫の歯垢は約3日で歯石になる」
というのはよく知られるようになりましたが、
それならば多くてもせいぜい月数回行われるデンタルケアサービスに意味があるのだろうかと。
「お口のケアをしてもらった」
という飼い主の安心感が、逆に家庭でのこまめなケアを滞らせる一因となりはしないか。
そもそも歯科獣医療を専門的に学んだわけではないトリマーやスタッフが
正しいブラッシングやケアをできているのだろうか。
これは前回のブログ「磨いているけど、磨けていない?~歯磨きの「イ」と「ケ」の話
で書いたことにもつながります。
もっともトリマーだけではなく、近年は犬猫のデンタルケアの浸透に合わせて
ドッグトレーナーや生体販売のペットショップまでもが
デンタルケアサービスやセミナーを行うようになってきました。
周囲を見渡してみても、自分のペットの健康上の問題や疑問について
「ペットショップで相談した」
「ブリーダーに相談した」
「トリマーに相談した」
など非常に多いと思います。
ペットサービスという大きな枠組みの中で、「獣医療」との境界線が非常にあいまいであると感じていました。

発表内容に話を戻しますと、
・デンタルケアセミナーに参加した経験のあるトリマーは約70%
・デンタルケアの勉強をしたいトリマーは98%
・デンタルケアに悩んでいるトリマーは90%

なのだそうです。
トリマーの間でのデンタルケアへの関心と関与がいかに高いかが分かります。
そして
デンタルケアセミナーに参加した経験のあるトリマーのうち、25%が無麻酔歯石除去に興味があり、
・無麻酔歯石除去の方法を知りたい:22%
なのだそうです。

なんということでしょう!!

デンタルケアセミナーに参加していながら
無麻酔歯石除去に興味を持ったり、方法を知りたくなったりするとは
一体セミナーでは何を教え、何を学んでいるのかと言いたくなりますが
トリマーがこう思ってしまうのも責められない一面がある気がします。

上述の通りトリマーは飼い主からの相談を受けることが多くあります。
デンタルケアの相談を受けることもきっと増えてきていることでしょう。
その時に
「飼い主からのニーズに応えたい」
・答えられないようではトリマーとしての信頼が下がる
・ビジネスチャンスである
・何かしてあげたい
と思うのは自然なことです。
特にこの「信頼が下がる」と「何かしてあげたい」というのは
トリマーだけでなく専門職にありがちな「落とし穴」的心理であり、
こう思うあまりに自分の手に余るものや越権行為にあたる依頼を引き受けてしまうことがあります。
専門職として正しくあるのは、自分の実力(できることとできないこと)を素直に見極め、
能力的や立場的にできないものは、それが可能なところへつなげる(リファーするといいます)ことです。
できないものをできるところへつなげるのは、利用者(患者や顧客など)の利益を第一に考えることでもあり、
専門職者自身を守ることでもあるのですが、未熟であるとこれができず、
自分で背負い込んでしまうこともよくあります。
先程述べたように獣医療との境界があいまいなペットサービスではなおのことでしょう。

動物の「歯石除去」は麻酔の有無に関わらず「医療行為」なので
獣医師のみが行うべきなのは言うまでもないことです。
しかし歯磨きではどうでしょうか?

人間の場合は、平成17年7月26日の厚生労働省からの通達で
「重度の歯周病等がない場合の日常的な口腔内の刷掃・清拭において、
歯ブラシや綿棒又は巻き綿子などを用いて、
歯、口腔粘膜、舌に付着している汚れを取り除き、清潔にすること」
は歯科医師法の規制対象にならないとされています。
つまりこの場合は歯科医師でなくても口腔内清掃ができるということです。
しかしあくまでも、
・重度の歯周病がなく
・歯、口腔粘膜、舌に付着している汚れを取り除くこと
に限定されています。
重度の歯周病があればアウトですし、歯周病の診断は歯科医師でなければできません
歯周病がある、ない、初期だ、進んでいる、などと判断するのは診断にあたります。
行っていいのも汚れを取るだけですから、「歯磨き指導」などはできないわけです。

これを参考に動物について考えてみると、
重度の歯周病がなければ歯ブラシや歯磨きシートなどでお口の汚れを拭う程度のサービスなら
獣医師でない人が行っても問題ないのでは、と思えるかも知れません。
しかしながら動物の歯周病のチェックはやはり獣医師でなければできないわけで、
動物病院で歯周病の有無の診断を受けていない動物の場合は
歯磨きサービスの前にまず診断を受ける必要があるでしょう。
加えて、無麻酔歯石除去の問題で述べたことがありますが、
進行した歯周病の場合はあごの骨が吸収されて細く薄くなっており、
マズル部分に少し力が加わっただけでも骨折してしまうことがあります。
歯磨きサービスでも同じことがいえるでしょう。
(→「1.無麻酔歯石除去の問題~1.歯科医学の面から その3 エックス線撮影ができない問題~」)

さらに言えば、繰り返しになりますが
歯科の専門教育を受けたわけではない人にどれだけきちんとした歯磨きができるのか、
という疑問があります。
たかが歯磨き…ではなく、
世界中の歯科大学や歯学部ではブラッシング(歯磨き)についての研究が行われており
実は非常に奥が深いものなのです。
そしていうまでもなく、「歯磨き指導」はできないということになるでしょう。

でも、飼い主の間では
「動物病院や獣医さんに相談するよりも、日頃よく行くトリミングサロンの方が相談しやすい」
というニーズがあるのも確かです。
動物病院でなければケアが受けられず、つい足が遠のきがちになりケアの機会を逃すよりは
身近で気軽なトリミングサロンで小まめなケアを受けられた方が良い、
という考え方もできるでしょう。

私個人の考えとしては、動物看護師のキャリア形成の一環としても
伴侶動物(を持つ飼い主)が気軽に歯磨きのケアを受けられるようになるためにも、
その結果、動物病院の経営発展に役立つためにも、
伴侶動物のデンタルケアを動物看護師の専門スキルとして教育し、活かすのはどうだろうかと思っています。

……ということが発表を聴いている間に頭の中をぐるぐるぐるぐる。

座長の
「それでは、フロアからのご質問はありませんか?」

「はいはーい♪」
とばかりに挙手。もう大人しくしていようなんてしないんだもんね(笑)

私からの質問に続いて、歯磨きなどデンタルケアは医療の一環なのだから
動物病院で獣医師や動物看護師が行うべき、
いや皮膚科分野と同じようにトリマーと協力して行うのも良いのではないか、
など様々な意見が出されました。

会の合間の休憩時間に、会長を務められているフジタ動物病院の藤田桂一先生から
「あの発表ね、質問が出なければ川久保先生を指名しようと思っていたんですよ」
とニヤリと笑って言われました。

ま、またですか~(≧▽≦)
というか、私が来ているのバレていましたか~(≧▽≦;)

どちらにしても黙って座っているわけにはいかなかったということですね(^^ゞ
何かの議題に関して意見をと思って頂けるのはとても光栄なことです。ありがたいです。
このテーマについては藤田先生も、いずれ別の機会を設けて話し合ってみたいとおっしゃっていました。
私も本当にそう思います。

動物看護師の方、トリマーの方、その他ペット関連職の方、そして一般の飼い主様にも
ぜひぜひ考えてみて頂きたいテーマでした。

夕暮れの景色がきれいでした。

 

 

ワンツーカラー(エリザベスカラー)ご使用ワンちゃんまたまたご紹介

先日の記事でもお話したように、ワンツーカラー(エリザベスカラー)をお求めくださる方が近頃増えています。
その中から、感想をお寄せ下さりブログへの掲載をご快諾くださった方とワンちゃんをご紹介いたします!

今回はなんとプロの方なのです~✨
長野県大町市で「PetShopチャイム」を運営されています。
オーナー様からのコメントを引用させて頂きます。

その節は、親切丁寧なご対応をありがとうございました。
以前、避妊手術をした際、動物病院でワンツーカラーのソフトタイプを
着けていただいた事がありました。
柔らかくて犬が嫌がらない事と
巻いた時の角度やホックのフィット感など
今まで使った事のある他のカラーとは微妙ですが大きな違いがあり、
とても使い易く、それ以来愛用しています。
オーナー様が感じられたワンツーカラーの使用感が、
まさに私もメーカー様もお伝えしたいことそのままであり、本当に嬉しくなりました。
「他のカラーとは微妙ですが大きな違い」、そうなんです。
エリザベスカラーなんてどれでも大差ないと思われるかも知れませんが、
ワンツーカラーは優しいんですよ(*´ω`*)
 
先日知り合いが、付け心地の悪いエリザベスカラーに困っていたので
ワンツーカラーを貸して試してもらったところ
『とても良かった!』という事で今回注文させていただきました。
ワンツーカラーに付いていたタグを頼りに検索して
ようやく見つけた時はとても嬉しくて
今後必要になるかもしれない時のために
予備でまとめて注文させていただきました。
DVDや説明書もとても助かります。ありがとうございました。
エリザベスカラーでお困りのお知り合いの方にも試して頂けるほど
ワンツーカラーの使い心地を評価して下さって、
そのうえタグを頼りに検索してまで探して下さって、
見つけたときには喜んでいただけて、
私はもう涙が出そうでした…。
ワンツーカラーの販売をしていて良かった!!!
おまけのDVD(エリザベスカラー練習用DVD)も作って良かった!!!
代替品などいくらでもあるエリザベスカラー。
でも「これが欲しい!」という需要はどこかにあるものなんですよね。
それにお応えできたことが本当に嬉しく思います。
予備にもたくさんお求め頂いて、私が提唱している「エリザベスカラーに備えておくこと」とつながり
なんとも報われる思いでした。
 
PetShopチャイム

“我が家のトイプードル。7歳くらいです。 避妊手術の時にはじめて着けました。 食事も普段の生活も 違和感なく過ごしていました。 傷口もしっかり保護できました”

 
とおぉぉっても可愛いトイプーちゃんです。スリスリしたい…(#^.^#)♡
術後も快適に過ごせたようで何よりです。
優しいオーナー様に大事にしてもらえて幸せですね。
そんなオーナー様が運営されている「PetShopチャイム」はこちらです。
トリミングやペットホテルのお店です。
サイトやブログのいたるところから、優しさに包まれた穏やかで暖かい空気が漂ってくるかのようです。
ぜひご覧になってください。
 
PetShopチャイム
〒398-0004
長野県大町市常盤6918-20
電話 (0261)23-5345
 
蓮 「あたしもトリミングしてもらいたいなー」(*’▽’)
オーナー様、この度は本当にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 

備えてよかったエリザベスカラー~犬の目が腫れてもあわてない

蓮 「みなさんこんにちは。蓮です。」

renn_elizabehtancollar-2

あれ?冴えない顔。なんだか変ですね…。

少し前の話になりますが、蓮の左目の下まぶたが突如として腫れてしまいました。
虫に刺されたのか、お散歩で草むらに入ったときにやられたのか、
気づいてからあれよあれよという間に腫れてきてしまいました。

これは大変。

痛がっている様子もかゆがっている様子もありませんでしたが、
すぐに動物病院へ行きました。

renn_elizabehtancollar-3

目のトラブルでは、動物が気にして引っかいてしまい
よけいに症状を悪化させてしまうことが心配されます。
獣医師の先生もそこを気にしていました。

が、フッフッフ。ご安心召されよ。
蓮にはマイ・エリザベスカラーとエリザベスカラーを着けてくつろいでいられるスキルがあるのだ!

renn_elizabehtancollar-1

じゃん☆

Ataraxiaでは「エリザベスカラー練習のすすめ」(←クリック!)などで
もしもの病気やけがの時のために普段からエリザベスカラーに慣れる練習をしておくことと、
慣れたエリザベスカラーを用意しておくことをお勧めしています。

それがこんな形で自ら実証することになるとは💦

でもこうして、急な目のトラブルにも全く慌てず、動揺せず、蓮もストレスなく過ごすことができ
「備えておいて良かったなあ!」と実感したのでした。
そして適切な処置とエリザベスカラーによる保護のおかげで
目はすぐによくなりました。

そんなことがあったのと関係があってか無くてか、
防災の日や相次ぐ自然災害から備えへの意識が高まっているためか、
Ataraxia売店 Ataraxia販売部でお取り扱いさせて頂いているワンツーカラー(エリザベスカラー)が最近やけに売れています。
ありがとうございます!!
特典の「エリザベスカラー練習用DVD」もおかげさまでご好評を頂いております。
ありがとうございます!!
よく出る小さめのサイズは品切れが目立つようになってきました。

発送準備中のワンツーカラーとエリザベスカラー練習用DVD

発送準備中のワンツーカラーとエリザベスカラー練習用DVD

ここ近年、地震や台風、水害など自然災害が多くなっています。
大事なペットのためにも、飼い主様ご自身の安心のためにも、お早めの備えをどうぞ!!

 

第24回日本小動物歯科研究会症例検討会~育てるということ

多忙が重なりブログも9か月ぶり(!)の更新になりますが、
ずっと書きたかった第24回日本小動物歯科研究会の症例検討会のことを振り返りたいと思います。

2016年3月21日、第24回日本小動物歯科研究会の症例検討会・総会が開催されました。
この会の前に送られてきていた会報に、動物の無麻酔下での歯石除去等に関するアンケートが含まれていました。
これはかねてより当ブログでも何度も記事にしていたり、
小動物歯科に携わる獣医師の先生と個人的にも問題点を話し合ったりしていました。
前回の第23回日本小動物歯科研究会症例検討会では藤田佳一先生からご指名を受け、
会場において無麻酔歯石除去の問題と、これを広く啓発していく必要性を切々と
(いや、長々と…でしたか^^;)訴える機会を頂いた、私にとって関心と関わりの深いテーマです。
(→第23回日本小動物歯科研究会症例検討会・総会でドキドキ
この第23回症例検討会での出来事が今回のアンケート実施に少なからずきっかけをもたらしたと思われ、
アンケートの結果がどのようになっているのかも大変興味がありました。

発表された症例はすべてが関心を掻き立てられるものばかりでしたが、
その中でもひときわだったのが、みるく動物病院の塩見佳男先生による「週1回の歯磨きにおける電動ブラシの効果」。
Ataraxiaでも歯磨きトレーニングを行っていますし、
人・犬ともに患者さんや飼い主さんの中には電動ブラシに興味を持たれることも多く、
人はともかく犬への電動ブラシは効果的なのか否か気になっていたところでした。

戸田功先生と川久保

とだ動物病院の戸田功先生と。

ところで今回の症例検討会は、前回に比べて研究と発表の精度を求められていると感じました。
前回の第23回は私も初めて参加したこともあり、人間の歯科の学会発表の雰囲気とはだいぶ異なり
穏やかというか、アットホームな流れに良い意味で驚いたのでした。

対して今回はたとえば用語の一つ一つについても、診断はその定義に当てはまるのか、など
きちっと追及する質問が相次ぎました。
「そこを突くか!なるほど!」
と舌を巻く質問が次々に出て、一面からのみの理解ではなく多方面から理解を構築している人の質問は
それを聴いている他の人の理解も深めるのだと実感しました。

私も塩見先生の電動歯ブラシについての発表を聴いている間、
調査がどの程度統制されているのか…
たとえば犬の歯磨きの姿勢は?
術者による技術の偏りは?
犬の歯の右側と左側での違いは?
与えている食餌による残渣の違いは?
そもそも犬種差については?
などなど気になることが山ほど出てきて、どうにもたまらず会場で質問の挙手をしてしまいました。
(前回の無麻酔歯石除去のときにかなり時間を頂いてしまったので、今回は自粛しようと思っていたのです。)
実はこの日はとても体調が悪く、薬の副作用で半ばもうろうとしていたのも忘れていて
いざマイクが回ってきたら声がかすれて出ない!
(うわ、ヤバイ!!)
挙手しておきながら声が出ないことに少し焦り、聞き苦しい上にまとまらない質問になってしまいましたが
かえってネチネチと追及することができず、これはこれで良かったのかもしれません(;´Д`)
もし叶うならば条件を統制した上でさらに調査を継続して欲しいと思うような症例発表でした。

こうした症例や研究の発表に対する質問は、質問者や聴衆の疑問を解決するだけでなく、
診断・治療や研究の精度を高めたり、今後の課題を発見したりする手助けとなりますが
研究や発表に慣れていない人の場合、厳しすぎる質問の応酬は心をくじくことにもつながりかねません。

話は飛びますが、今年私はシニア産業カウンセラー試験に合格しました。
産業カウンセラーの上位資格にあたるもので、まあそこそこ難易度の高い試験とされています。
私は受験資格はとっくに得ていたのですが、思うところあり産業カウンセラーからは背を向けていて、
今回合格しないと受験資格が翌年で失効してしまうので受験に踏み切ったのでした。

受験資格を得るまでのプロセスでは、とても厳しいスーパーバイザーに当たったこともありました。
スーパーバイザーとはカウンセラーが行うカウンセリングに指導をしてくれる人のことです。
「あのスーパーバイザーはカウンセラーを潰す」
とまで噂されている人でしたので、実のところどんな具合なのか悪趣味な興味もありました。
スーパーバイズを受けてみて、確かに歯に衣着せぬ言葉で辛らつだし、語調もきつくて
よくこれでこの人自身カウンセラーとしてやっているものだと思うほどの厳しさでしたが
言葉や語調の厳しさを置いておけば、スーパーバイズの内容は至極適切であり
カウンセラーとしての成長に必要不可欠なことばかりを語ってくれているのだと分かりました。

そんなスーパーバイザーのおかげもあってか、筆記試験も実技試験も一発で合格することができました。
そして実技試験では試験の場でありながら新たな視点を与えてくれるような素晴らしい試験官に巡り合い
合格だけでなく受験したことそのものが大きなステップを与えてくれたと実感したのでした。

話は戻って症例検討会や発表ですが、
厳しい質問をする人も、穏やかに見守る人も、
診断・治療や研究の発展、研究者や発表者の成長を願うということはどちらも同じです。

発表し質問を受け止める側も、
余計なフォローはなく単刀直入に言われたほうがクリアに理解できて良いという人もいれば、
ズバリ言われると心が凹んでしまうので穏やかな言い回しのほうが良いという人もいます。

見守る心、育てる心。
感じる心、受け止める心。

人それぞれなので、どちらが良いとかどちらが正しいということはできません。
また誰の心にも、厳しい自分と愛護的な自分がいることでしょう。
これらがうまくマッチすることが大切なのだと思います。
そんな思いを導き出された症例検討会でした。

第24回日本小動物歯科研究会

今年はランチョンセミナーで美味しいお弁当が出ましたよ(^ρ^♪

蓮 「具合悪かったのにしっかり食べたんだ。で、無麻酔歯石除去のアンケートの結果は?」

 

 

 

第17回日本臨床獣医学フォーラムを振り返って

2015年も終わりが近づいてきました。
この数か月間、とても忙しくてご報告が遅くなってしまったのですが
2015年の大事な出来事の一つとして、9月に参加した第17回日本臨床獣医学フォーラム
(JBVP)を振り返りたいと思います。

私が日本臨床獣医学フォーラム(JBVP)に参加するのはこれが2回目でした。
前回は歯科の講演を中心に回りましたが、今回は他に関心のある疾患や治療にも勉強の幅を広げたいという
私なりのテーマで参加しました。

とは言っても歯科はやはり外すことはできず、

「高齢猫の歯科疾患」 藤田桂一先生
「高齢動物のデンタルケア」 戸田功先生
「猫の口腔内腫瘍(扁平上皮癌を中心に)」 廉澤 剛先生
「歯周病原細菌悪性度検査の解釈とその臨床応用」 荒井延明先生
「高齢動物に発生する口腔内腫瘍の診断から治療の可能性まで」 奥田綾子先生

また、イタグレを飼っていることもあり骨折とてんかんの話をよく聞くようになったことから
それらについても知識を深めたいと思い、
「トイ犬種の橈尺骨骨折1 術前評価と手術計画」 川田 睦先生
「トイ犬種の橈尺骨骨折2 骨折形状に適した整復法と固定法」 泉澤康晴先生
「けいれん発作を起こす病気「てんかん」を徹底攻略」 渡辺直之先生
「犬の特発性てんかんの治療」 松木直章先生

さらに、日常のケアのこと、今後のスキルアップのため、そして今回のJBVPのテーマでもある
動物のシニアライフのために
「痒いの臭いの、飛んでいけ!―外耳炎の治療と予防を教えます―」 村山信雄先生
「症例写真の撮り方から症例発表の仕方」 石田卓夫先生
「怒る猫へどう優しく対処するか?」 石田卓夫先生

などのプログラムを周りました。
一つ一つを挙げて行くと膨大になってしまうので、ざっくりとした感想を。

伴侶動物の口腔について今一番ホット(?)なのは歯周病かと思いますが
ホームケア、つまりおうちでの歯磨きを習慣づけることで
歯周病とそれにつながる全身疾患の予防になることと、口腔内にできるその他の疾患の早期発見につながり
それにより伴侶動物の寿命とQOLを高めることができる、と再度思いを強くしました。
動物にも人間と同じように悪性腫瘍が発生することがあります。
獣医療での外科的治療がとても進んでいることに驚きましたが、
顎顔面領域の悪性腫瘍を切除すると容貌がかなり変化してしまうことから
飼い主さんの方で受け入れがたく、手術にまで及ばないことも少なくないそうです。
また、人間と比べると予後があまり良くないとも感じました。
(つまるところ、手術後の生存期間があまり長くないということです。)
歯科はやはり何はなくともホームケアがいかに大切か、ということですね。

そして今回新たな知見と驚きを得られたのが、荒井延明先生の
「歯周病原細菌悪性度検査の解釈とその臨床応用」でした。
荒井先生の講演は前回のJBVPでイヌインターフェロンα製剤のインターベリーαについて拝聴していました。
その時はひとつの参考として心に留めていましたが、
今回はそれにさらにデータが集まったおかげで大変興味がわき、今後のさらなる研究が楽しみになる内容でした。
この荒井先生のプログラムはランチョンセミナーでおいしいお弁当が出るのですが
最前列に陣取ってガツガツ食べまくりながらガツガツとノートを取りまくりました。
(相当異様だったと思いますごめんなさいごめんなさい)

インターベリーαとは犬の歯肉炎に効果が確認されている動物用医薬品ですが、
近年注目されているものに「Streptococcus salivarius K12」というものがあります。
これは口腔内にいる細菌で口腔内環境を整えることから、サプリメントとして利用されています。
(以前の記事でも触れています。→「日本臨床獣医学フォーラム参加報告」)

インターベリーαが歯肉炎を改善する効果は、
家庭でのオーラルケアの補助や歯周治療後のメンテナンスとしてとても魅力的です。
Streptococcus salivarius K12との併用はどうなのだろう…と思うと期待と興味でムズムズしてきて、
矢も楯もたまらず会場で質問してしまいました。

「私は人間の歯科医なのですが…」

質問の最初にそう自己紹介すると、後ろの方の席から
「歯医者さんだって…」
とボソボソ聞こえてきます。
ええ、歯医者さんも大注目の小動物歯科ですよ!

このプログラムでは他にも、一般の飼い主さんにも、獣医療に携わる方にもとても大切なことが語られていました。
それはまた改めてご紹介したいと思います。

講演後、ブースにいらっしゃる荒井先生の所に改めてご挨拶に伺いましたら
荒井先生は私のことをご存知でした。
最前列で弁当をかきこんでいたから、ではなくて(笑)、mvmの記事をご覧になって下さっていたからなのでした。
なんと~光栄です!

荒井延明先生と川久保純子

とっても優しくて頼れそうな荒井延明先生は動物の皮膚科の先生としてもご活躍です。
DHCのサイトにもご登場されていますよ。
http://top.dhc.co.jp/contents/pet/interview_dr/?sc_iid=catop_pet_01_toku_interviewdr

 

そう、今回のJBVPでは私のことを知っていてくださる方が幾人かいらっしゃり
気恥ずかしくもとても嬉しいことでした。
もともと動物業界とは関係のない職種でしたから、前回のJBVPではアウェーのような気分で
業者の方との名刺交換もお互いになんだかぎこちなくて少し寂しかったのですが
今回はようやくこの業界からも受け入れてもらえたような気持ちになれました。
それもこれも、前回のJBVPや日本小動物歯科研究会などで繋がりを頂けた方々のお蔭です。

で、今回のもう一つのテーマ…
「お世話になっている方々にお礼をして周ろう!」
蓮「お、お礼参り!?」((((;;OдO;lll))))
違うよ。

まずは「株式会社ファームプレス」様。
ファームプレス社長様からのお声掛けのおかげでmvmに執筆させて頂き、
より大きな広がりを頂けました。本当にありがとうございます。

ファームプレスの皆様と川久保純子

ファームプレスの皆様と川久保純子

川久保と社長様の間に3冊並んでいるmvmの、中央と右端が歯科特集号です。
川久保は中央の156号に書かせて頂きました。
ファームプレスの社長様のすごいところは、人のつながりをサラリと広げて下さることです。
こんな風に、お仕事以上の何かを人に与えられる人になれたらと私も憧れます。

 

「有限会社PKBジャパン」様。
「オーラティーン」といえば動物用口腔ケアグッズとしてご存知の方も多いのではないでしょうか。

PKBジャパンブースと川久保純子

PKBジャパンブースと川久保純子

社長様が素敵すぎるのです!
才色兼備でエレガント。ガサツな私とは大違いです。
あぁ~こんな風になりたい~(*´Д`)

PKBジャパンの社長様には色々と良くして頂いているのですが、
今回、歯みがきの件で、とあるご許可を頂いてしまいました(≧▽≦)
私にとってはとても嬉しいスペシャルなこと。
準備ができましたらお知らせ致します!

 

「ライオン商事株式会社」様。
昨年はライオン商事の社員の皆様向けに講演をさせて頂きました。
ベッツドクターズスペックデンタルブラシは川久保一押しの歯ブラシで、
このブログでもご紹介させて頂きましたが(→素晴らしい犬猫用歯ブラシの開発者様にお会いしました
「素晴らしい犬猫用歯ブラシの開発者様」には実はもうお一人いらっしゃったのです!
改めてご紹介いたします。
下津浦勇雄先生です!

下津浦勇雄先生と川久保純子
↑ 偉い先生なのに手がカワイイですね。ギャップ萌えします♡

AtaraxiaのLINE@で先行してチラッとお知らせしていますが
歯ブラシについて、ドクタースペックデンタルブラシにさらなる長所が見つかりました。
これもいずれお知らせいたしますね。

蓮「そればっかり言っているけど、まだ書けていない記事がたくさんたまっているよね…」

うっ(^_^;)

 

あっ、コイニーさんだ!

Coineyブース

実は(株)クレディセゾンさんの歯科検診を昔したことがあったので親近感があったのです♪
Ataraxiaは出張でサービスをおこなっているので
クレジットカード決済にCoineyを導入しています。
地域柄か、クレジットカードでのお支払いのご希望が極度に少なく
現金でお支払いを希望される方が多いので困惑しているところなのですが…(・_・;)

上記で「Streptococcus salivarius K12」のサプリメントについて触れましたが、
こちらはそのサプリメントを販売している会社
「プレミアムスイソ株式会社」様です。

プレミアムスイソのブース

妙なタイミングでの写真になってしまってごめんなさい(´・ω・`)

犬猫用だけでなく人用の口腔用サプリも売っています。
Streptococcus salivarius K12に加え、「Streptococcus salivarius M18」が配合されています。
私も何点か購入しました(^-^)
オンラインショップもありますよ。
ご興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。
http://premium-suiso.co.jp/

 

蓮もお世話になっているアニコム様からはプレゼントを頂きました。

アニコムのプレゼントと蓮

この他、写真はありませんが
歯科器材の株式会社オサダメディカル様とは無麻酔歯石除去について語り合うことができ、有意義な時間を頂きました。
またエリザベスカラー(ワンツーカラー)でおなじみの株式会社ヒューベス様の皆様ともまたお会いすることができ、
新たな展開につながりそうです。

JBVPを経た新しい展開にどうぞご期待ください!

 

動物業界の人のために高齢者に犬猫を飼わせる?

朝日新聞sippoのサイトにこのような記事が掲載されました。

第12回 高齢者に犬を飼わせたい業界の思惑 「規制強化で大量遺棄」http://sippolife.jp/column/2015113000001.html

この記事を読んで、ちょっとひどいのではないかと思いました。
「ペットとの共生推進協議会」と名付けられた会の主催でこのような方向性で話が盛り上がったのだとしたら幻滅です。

彩の国動物愛護推進員の研修でも、ある獣医師が
「犬猫の飼育数が減少しているのは繁殖制限のせいだ」
「これを何とかして食い止めなければならない」
「我々の生活がかかっている」
と語り、愛玩動物飼養管理士の講習でも講師が同様のことを語り、
それは違うだろうと閉口したことがありました。

犬猫の繁殖制限は、不適切な交配により健康上問題のある個体が産まれるのを防ぐ他に
飼い手が見つからず放棄・遺棄された個体がさらに繁殖してしまうことや
それらの結果として殺処分にいたる個体を防ぐことが目的です。

自治体が犬猫の引き取りを拒否できるようになったのは、
繁殖業者による「大量生産」により殺処分される犬猫を減らす、すなわち
「蛇口をしめる」のが目的であるはずです。
どんなに桶やたらいを用意しても、蛇口から水が出っ放しではやがて追いつかなくなります。
犬猫の引き取り先や保護先にも限度があるのです。

確かに動物に携わる人の生活も無視するわけにはいきません。
しかし、そのためだけに高齢者に動物を「飼わせる」ようにするということは、
動物業界の人々のことだけしか考えていない利己的な行為ではないでしょうか。

犬猫を手放すとなると、引き取り先を探す困難という問題が生じます。
高齢者とて誰もが無慈悲に動物を放棄しているわけではありません。
高齢になると体力の低下、思考能力の低下、社会的なつながりの減少、経済力の低下などにより
社会的資源を充分に受けられなくなることがあります。
その結果、自分の力では引き取り先を見つけることができず、泣く泣く放棄・遺棄しているケースもあるのです。
飼い主に手放された犬・猫には多大な心理的負担が生じるのは記事にもある通りです。

安易に高齢者に犬・猫など動物を「飼わせよう」とすることは、高齢者と動物を「利用」し、
高齢者も動物も傷つけ犠牲にすることにつながります。

私は歯科医師ですが、歯科医院数の増加や齲蝕(虫歯)の減少などにより
歯科医療業界の伸び悩みが世間でも知られています。
しかし私達歯科医師や歯科衛生士、歯科医療従事者は、国民が虫歯や歯周病になるように仕向けたりなどせず、
予防や機能回復や公衆衛生に力を注いでいます。
動物業界に携わる人もしかり、
動物と人とお互いの尊厳と福祉を保てるよう働きかけて欲しいものです。

 

1.無麻酔歯石除去の問題~1.歯科医学の面から その3 エックス線撮影ができない問題~

1.歯科医学の面から 

その3 エックス線撮影ができない問題

犬猫などの「無麻酔歯石除去」ではポリッシングができず、
かえって歯石が付きやすい状態になってしまうことを前回お話しいたしました。
(前回の記事→「無麻酔歯石除去の問題~1.歯科医学の面から その2 ポリッシングができない問題 ~」)

今回はさらに大きな危険につながる、「エックス線撮影ができない問題」についてお話しいたします。

人間の歯科の場合は、歯周病の治療の際にはエックス線撮影(レントゲン撮影)を行います。
それにより肉眼では見えない部分の歯石の付着、その部位や量、大きさ、
歯の根の形、
歯周病による歯槽骨の吸収の度合い、吸収されている部位、形などを知ることができます。
私も歯科医として診療している中で、
表面から見るとあまり歯周病が進行していなさそうに見えるのに
エックス線画像で確認すると歯周ポケットのとても深い所に歯石がごっそり付いている
というケースをいくつも診たことがあります。
エックス線撮影をしなければこれらの歯石は見落とされてしまったことでしょう。
(「無麻酔歯石除去の問題~1. 歯科医学の面から その1 歯肉縁下歯石が取れない問題~
も併せてお読みください。)

さらに、歯周病におかされると歯槽骨(しそうこつ)という、歯を支えている骨がしだいに吸収されてなくなっていき、
やがてはあごの骨までも吸収が進んでいきます。

犬の顎骨(正常)

青い線が概ね正常な犬の顎(下顎)の骨のラインです。
これが歯周病におかされて吸収されると、たとえば下の絵の赤いラインのようになります。

犬の顎骨(吸収像)
犬猫、特に猫や小型犬のあごの骨はもともと非常に細く、
そこに歯周病による顎骨の吸収が起きると、残された骨の太さ(厚さ)はほんの2~3mmとなってしまいます。

ちょっと想像がつかない?
では少しリアルな絵で見てみましょう。

犬の顎骨エックス線写真風

蓮「ねえ…この絵は?」
描いた。
蓮「は!?」

先ほどの赤いラインまで歯槽骨が吸収された状態をエックス線撮影すると、
こんな風に写ります。
こんな状態で歯石取りのために力を加えでもしたら、
あごの骨は簡単に折れてしまいます。
事実、歯周病にかかっている犬猫の顎骨の骨折は珍しくはなく、
「ほんの少しぶつけただけで…」
「一緒に飼っている他の犬とじゃれ合っているうちに…」
など、本当にふとしたはずみで骨折してしまいます。
そして、他所で受けた歯石除去の処置によって骨折した犬猫が他院に回されてくるということも昨今増えているといいます。

歯周治療でのエックス線撮影が、治療の上でも安全の上でも重要なのがお分かりいただけるかと思います。

動物病院、トリミングサロン、ペットショップ、出張サービスなど無麻酔歯石除去を行っているところは色々ありますが、
トリミングサロンやペットショップ、出張サービスなどでは当然エックス線撮影ができません。
結果、歯周病が進行しているのに気付かず処置をして
歯周病の悪化につながるばかりか、骨折など
かえってひどい事態に至らしめてしまうことがあるのです。
エックス線撮影による検査は歯周病治療に欠かせません。
そして何度も言いますが歯石除去は医療行為であり、治療と予防の一環です。
犬・猫などの歯石除去は、きちんと検査を行う動物病院で受けるようにしましょう。

次回、「犬をはじめとする動物の無麻酔歯石除去の問題をドッグトレーニング・歯科医療・心理学の面から語る その2. 無麻酔歯石除去の問題~犬猫など動物の心理としつけの面から~」に続きます。

 

ワンツーカラー(エリザベスカラー)ご使用の犬さんご紹介

エリザベスカラー練習のすすめ」や「Ataraxia売店でワンツーカラー(エリザベスカラー)が買えます
でお話しているように、犬猫などパートナー(ペット)に
「マイ・エリザベスカラー」をご用意することをお勧めしているのですが、
今回はワンツーカラーを使ってくださっているワンちゃんをご紹介いたします。

まずは、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルのノア君です。

ワンツーカラー

ん~、クリクリお目目とまるいお顔がキュート!!(≧▽≦)
常時着けている上で負担の少ないエリザベスカラーをお探しの飼い主様が
現品をご覧くださり、お求めくださいました。
ノアくんの負担が軽くなるように色々探して工夫していらっしゃるのが伝わりました。
ワンツーカラーも、目は掻けないけど水は飲めるという絶妙な長さにカスタマイズして使ってくださっています。
(ワンツーカラーではないですが、お友達お手製のエリザベスカラーもよくお似合いですのでご紹介♡)

noah_3

すごい力作。蓮にも欲しくなっちゃう~(≧▽≦)
こんなに考えて大事にしてもらえて、ノア君はとても幸せですね。

「柔らかいので寝る時も顔に沿って曲がるので楽そうです。
ただ、やはり柔らかい分、耐久性という意味では少々不安があります。」

とのご感想を頂きました。ありがとうございます!

ワンツーカラー
ノア君、スヤスヤと気持ち良さそうに眠っていますね。
軽くて薄いので厚手のものに比べると確かに耐久性は落ちるかも知れません。
(が、Ataraxia売店 Ataraxia販売部でワンツーカラーをお求めくださった方には、
「リピーター価格」でのご提供もご案内いたします!)

 

お次はイタリアン・グレーハウンドの凸平君です。

ワンツーカラーと凸平くん

た、タマラン(*´Д`)♡
実は凸平君はイタグレ・ウィペットグッズの草分けともいえる
愛犬グッズと人用雑貨店「FEEL SO DOOG」の看板犬であり、蓮の大先輩でもあるのです。
蓮が私のパートナードッグとしてトレーニングのデモ犬等を務めるようになったのは
凸平君が飼い主様と一緒に仕事をしている姿に憧れたのが始まりで、
蓮が私と一緒に仕事をするようになったルーツでもあるのです。

そんな憧れの凸平君に使ってもらえて光栄です!

凸平君のオーナー様(飼い主様)も本当に凸平君のことを考えていらっしゃる方で、
蓮と暮らす前に私も随分と勉強させて頂きました。
ワンツーカラーやエリザベスカラーについても多くのコメントを頂きましたので、
一部ですがご紹介いたします。

エリカラをしている愛犬がかわいそうで外してあげたいというオーナーさんが多いですが、
その気持ちが伝わって愛犬もストレスになるのかな、という気もしています。

そうですね。
犬が物音など何かを怖がるようになるきっかけにも言えることで、
人が驚いたりおどおどしていたりすると、その動揺が犬に伝わって犬も怖がるようになるのと
同じように考えることができますね。

可愛いカラーやお洋服を着せた時のように、
すっごい似合う〜♡ 世界一可愛い♡って言ってあげると結構通じるんですよ。(笑)

このように凸平君をほめてあげているオーナー様と凸平君の幸せな姿が目に浮かんで来ます(*^^*)
Ataraxia売店 Ataraxia販売部で特典としてお付けしている
「Ataraxia完全オリジナル エリザベスカラーの練習用DVD」でも
ほめて慣らす様子を解説していますが、凸平君とオーナー様の様子はもっと幸せそう♡

これは真似しなきゃですね!(^∀-)b-☆

また、凸平くんのオーナー様は「犬の適応力はすごい」ともおっしゃっています。

気分転換のお出かけや…

toppei_2

なんと、エリカラをしたままお布団にもぐって上手に寝ることもできるそうです。
すごい!

toppei_3

ノア君も凸平くんもエリカラを着けたままゆったりと寝ていますね。
エリザベスカラー練習のすすめ」のページでも、蓮がワンツーカラーを着けてくつろいでいる姿を載せています。
エリザベスカラーを犬猫などに着けさせていることに飼い主様自身が耐え切れず
動物が慣れる前に外してしまうことは少なくありません。
(ちなみに人間でも義歯(入れ歯)に慣れるまで我慢できず、
もっといい義歯が作れるのではないかとドクターショッピングを繰り返し
大量の義歯を持っていらっしゃる患者さんがよくいます。)
義歯は歯が悪くなってからいきなり装着するので慣れるまで大変ですが、
エリザベスカラーは健康なうちから少しずつ練習することができるのです。
動物病院で貸してくれるエリザベスカラーは毎回形や重さが違ったり、
よその犬猫のにおいが付いていたりしてストレスも増すでしょうが
慣れている専用のマイエリザベスカラーならばそうしたストレスもありません。

「わざわざ買わなくても…」
「使うか使わないか分からないし…」

という飼い主様のお気持ちもよく分かりますが、
もしもの時に飼い主様もパートナーもストレスを少なく過ごせるように、
専用のマイ・エリザベスカラーをご用意しておくことを考えてみてください。

今回ご紹介させて頂いた飼い主様に共通しているのは、
本当に愛犬のためになるのはどういうことか、をよく考えていらっしゃるということです。
どちらの方も一時の感傷で外してしまったりせず、長期的な視点でエリザベスカラーの大切さを理解していらっしゃいます。
そして、ご愛犬に合うようにカットしたりスヌードを使ったりして、
負担が少なく過ごせるよう工夫を重ねていらっしゃいます。
エリザベスカラーはオーダーメイドではないので、ピッタリというのは難しいですが
こうした工夫もあるということですね。

エリザベスカラーをこれから使用する方、使用中の方にとってもご参考になるかと思います。
この度、ノア君と凸平君の飼い主様のご厚意によりご紹介させて頂きました。
どうも有難うございました!