拾い食いは管理不足から

誤食ばかりしているワンちゃんがいます。
ちょっとシャレにならないようなものまで食べて、緊急で動物病院に行き、
吐き出させたり胃洗浄を行ったりということを度々繰り返しているようです。
なぜこうも誤食が多いのかといぶかしく思い聞いてみると、
このワンちゃんはお散歩のときに何か口にしてしまうことが多いそうです。

「ハッと気が付いてふと見ると、もう口をモグモグしているんですよね。」

とは飼い主さんの弁。

さて。お散歩の時も犬から目を離さずにきちんと管理していますか?
お散歩時に誤食をしてしまう犬の飼い主さんに意外と多いのが、

  • スマホや携帯をいじっている
  • 誰かと立ち話に興じている
  • 伸びるリードで散歩させている

などです。
つまりは犬から目を離してしまっているんですね。
「まさかこんなものを食べるとは思わなくて…」
「犬は動物だから本能的に、口にしてはいけないものは分かると思っていました」
という言葉もよく聞くのですが、口にしてはいけないものが本能的に分かるなら、
よくある 「犬に食べさせてはいけないリスト」 などわざわざ作らなくてもいいわけです。
特に子犬の頃は、何でも口にすることでそれが何かを知ろうとします。
(人間だって赤ん坊のときはそうでしょう?)

ですから、犬が誤食をしないためには、人間が管理してあげなければなりません
犬の誤食はいわば、飼い主の管理不足が原因ともいえるのです。
そこでやはり、「拾い食いをしないいつけ」をしてあげる必要があるのです。

まずは、「拾い食いをしそうになったら止めさせる」方法をご紹介します。
ポイントは
1. 落ちているものを食べようとした瞬間、即座に「いけない」「だめ」等の声をかけ止めさせること
2. 止めさせたら、止めたことに対してよーく褒めること
です。 以下の動画をご覧ください。
映像では分かりにくいですが、地面に骨タイプの食べ物が落ちています。
それを口にしようとした瞬間、「いけない」と言いながらリードを引いて阻止しました。
動画には入っていませんが、この後メチャクチャ褒めています。
蓮「かばさんはね、あたしにメロメロ甘甘なところを人に見せたくないんだよ(笑)」

これを繰り返していくと…
このように、リードを引かなくても言葉だけの指示で止めるようになります。
まだ蓮には「叱られた!」という気持ちが強く出ていて、表情が冴えませんね。
でもやがて…

 

こんな風に、「いけない」の合図で進んで止めるようになります。
この、しぶしぶ止めるのではなく、自分で進んで止めるようになる秘訣に、
「止めたことに対してよく褒める」 があるのです。

「褒める」については、意外ときちんとできていないことが多いようです。 このことはまた記事にしていきます。

愛犬の拾い食いでお困りの飼い主さんは、まず 犬から目を離さないこと、
そして止めさせて、褒める」ことに留意してみて下さい。